2005年2月4日
AM10:00 バス乗車
参加者、関係者がそろったところでバスに乗り込み出発です。
参加者は30名ほど(募集定員通り)。男8割、女2割。年齢層は見た感じで20代~40代。
「初心者救済」のツアーでありますが、玄人・プロの方が3割程度見受けられます。
その他に取材記者、カメラマン、ツアー関係者。
そしてツアーの目玉である「コスプレイヤーによるバスガイド」。
時事通信カメラマン撮影のきれいな写真がありました↓
Yahoo!ニュース-時事通信-「アキバ系文化」の探訪ツアー
(写真右・毛利摩生さん/写真左・美樹本舞子さん)
バスガイドを見て「え?日本旅行の社員って何てクオリティが高いんだ!」と思いましたが、「バスガイドのコスプレ」をしているプロの方でした。
つまりコスプレイヤーのガイドは2名となります(もう一人予定されていたがインフルエンザにより不参加)。
さてバスは5分ほど走ったところで最初の目的地GONZOに到着(場所は秋葉原ではなく西新宿)。
写真はGONZO受付。メタルなイメージで統一されています。
まずGONZOの会議室に通され、そこで今回のツアーグッズ「アキバ三種の神器」が配布されます。
内容はGONZOのグッズや特製秋葉原マップなど。
この黄色い紙袋にグッズ一式を入れて持ち歩くことが、今回のツアーのテーマ(試練)でもあります。
そして「アキバ初心者講座」を受講。
秋葉原西口商店街振興組合と日本旅行スタッフから、秋葉原の歴史、有名スポット、トリビア情報、秋葉原の現在・・・と、プロジェクターを用いた15分ほどの説明を受けました。
続いてGONZOの作品紹介PVとアニメ制作技法についてGONZOスタッフからの説明。
どちらも基礎的な内容なのでしょうが、素人にとっては聞くこと全てが新しい情報でした。
さてついにスタジオ見学となります。
この先は撮影禁止。
扉を開けると珍しい光景に圧倒されます。
広いフロアにひしめく作業デスク(ブース)。
両脇にはモノが積み上げられ、すれ違うこともままならない通路。
そして床に寝ている人々。
(机の下に頭を突っ込み、毛布(寝袋)を掛けるのがデフォルト)
GONZOスタッフを先頭に説明を受けつつ通路をかきわけて進みます。
その先に(おそらく眠い目をこすりながら待機していたであろう)制作スタッフの方がいらっしゃいました。
そこで実際の作業マシンとデータを使ってアニメ制作の一端を説明していただきます。
簡単にまとめると、下絵を3DCGで作り、カメラワークやエフェクトを調整。その後にPhotoshopで絵を描くんだそうです。
最後は手描きでないと質感がでないとの話しにあらためて納得。
作業デスクには各種フィギュア、アイドル写真、プラモデル、食玩、雑誌、漫画などが無数に飾ってあります。
それぞれのデスクごとに特色があり、持ち主の趣味を強烈にアピールしています。
(あるデスクには「スケジュールを守れないと不幸せになる」と書かれた切れ端が・・・)
キツそうではありますが、オフィス特有の冷たさがない楽しそうな職場でした。
以上でGONZO見学は終了し、最後に質疑応答。
どうやらGONZOのスタジオ見学をツアーの主眼においてる方が多かったようです。
だから玄人が多かったのか。
ツアー終了間際に通路や接客スペースのポップやノベルティを撮影。
GONZOを出るときはもちろん片手に黄色の紙袋です。丸めたポスターが端から顔を覗かせます。
ツアー開始から2時間でとても貴重な体験をすることができました。
さてさて、次はいよいよ本丸、秋葉原に向かいます。
to be continued…
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