11月30日は誕生日。

昨日11月30日で3X歳となりました。
去年は節目でウェブアプリケーションリリースと言うことをしましたが(去年のブログ)、今年は一つの詩を掲載したいと思います。
先週末に友人の結婚式があり、その時の友人代表の挨拶の詩が今の自分の気持ちにとても染み入ったので。

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったりゆたかに
光をあびているほうがいい
健康で風にふかれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして、なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
『祝婚歌』(吉野弘)

結婚式は、かのホテルニューグランドで、それはそれは歴史を感じられる会場でした。
挨拶に詩を使うって手法はありだな。
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オマケ
この曲も最近はヘビーローテーションです。

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