14年間の保育園生活を卒業した。

子供

年度の切り替わりでバタバタしており、いまさらながらの記事になりますが。

2025年3月、長男・長女に続き、末子が保育園を卒園しました。
これをもって、わが家の14年間にわたる保育園生活が幕を閉じました。

14年前。保育園入園1ヵ月前のツイート。

14年前、空きのあった保育園に何とか滑り込み、そこから子供3人をずっと通わせてきました。ずっと同じ保育園。通勤駅とは逆方向?今では慣れたものです。

長男が通い始めた2011年4月。最初の保護者会の議題は「放射線ホットスポットのある公園で遊ばせていいか?」でした。

0歳児の父として完全に安全側に振り切れていた私は断固反対しましたが、少し年上のクラスの保護者は賛成多数で、当時は驚いたものです。

14年前って、そんなに昔だったっけ?と思いつつ、やはり確実に時代は変わっていました。
当時、公園で子供と遊ぶ父親はほとんど見かけなかったんですよ。ホントです。信じてもらえないかもしれませんが。


この14年で変わったこと

保育料が高かった

長男・長女のときは認可保育園に入れず、東京都独自の「認証保育園」(東京都独自の基準を満たした認可外保育園)へ。
2人を預けていたときの保育料は延長料含めて、月10万円超え
その後、保育園は無事に認可保育園になり、今では三子目に補助金が出て、1万円以下になっていました。
子育てに対する金銭的支援は、手厚くなりました。

月曜朝のシーツ交換・使用済オムツの持ち帰り

月曜朝は、子供がお昼寝する布団カバー、シーツ交換が必要でした。出勤前の時間がない中、カバー類と格闘するのは、すさまじくイライラする苦行でした。

そして、当時は使用済みオムツも持ち帰り。「便の状態を見て子どもの体調を確認してください」とのことでした。え?本気ですか?

今や、手ぶら登園もあるようで、時代の合理性と寛容性を感じます。

雨の日の送迎

雨の日の送迎は地獄。それが月曜日朝ともなると、シーツ類の荷物も多く、兄妹で2人分……。出勤前にスーツがずぶ濡れになります。

14年経ってもこれは変わりませんが、コロナ禍を経てリモートワークが可能になった人も多く、今はだいぶ楽になっていると思います(うちの会社はリモートワーク原則不可)。

急な発熱・仕事はどっちが休むか問題

急に子どもが発熱。

「どっちが会社休む?」と、夫婦険悪な言い争いが始まります。14年前は、急な有休取得に理解が薄かった時代。今や病児保育も増え、通院の休暇やリモートワーク切り替えで、なんとか乗り切れるようになりましたかね。

連絡帳はアプリに

毎日手書きしていた連絡帳もアプリ化。
便利ではあるけれど、手書きの文字がちょっと懐かしいです。
手書きの連絡帳はまだ何冊もとってあります。

電動自転車と雨カバー

4年の間に電動アシスト自転車は2台目に突入しました。タイヤのパンクは幾度となく。雨カバーも何枚買い替えたかわかりません。

それにしても、電動アシストがなかった時代、母親達はどうやって送迎してたんだろう。みな、脚力がすごかったのか。


小学生になりました

そしてついに三子目も小学一年生になりました。
さすがに3人目ともなると、卒園式も入学式も、気持ちに余裕がありました。
感動……というよりは、「ようやくここまで来たなあ」という安堵感が大きかったです。

14年を経て、自分の体力は確実に衰えました。
子どもに合わせてきた歩みのせいか、歩くスピードもすっかりゆっくりになった気がします。

15歳になった長男は中学3年生で、東京の過酷な高校受験戦争の渦中に。
これまた未知の世界です。

子育てはまだまだ続きますが、少しずつ自分の時間も取り戻していきたいなと思っています。

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