先日ノーベル医学・生理学賞を取得した山中教授が所長を務めるiPS細胞研究所に寄付をしました。
山中教授、ノーベル賞受賞!応援ありがとうございます! – JustGiving Japan
このJustGiving Japanってサイトは面白いですね。
寄付金が続々と集まっているという報道も流れています。
山中教授へ受賞後に寄付金437万円! 止まらぬ善意 – 政治・社会 – ZAKZAK
もちろん難病への有効な治療法が生み出されることが第一ですが、さらには日本の未来を支える技術・財産になることを願っています。
なお、この寄付金について昨年から大幅に税制が変わったことはあまり知られていません。
ざっくり計算ですが寄付金の40%が所得税の控除対象となり、税額控除を使うと寄付金の50%が年末調整で還付されます(もちろん支払った税金の範囲内です)。
乱暴な言い方になりますが、自分が共感できるNPO団体などに寄付をすることで、その団体へ税金の配分をさせてしまうと言うことになります。
自分の意思のもとに税金の用途を決められるので、国や自治体を経由すると何に使われてるかわからないやという人にはオススメな制度だと思います。
活用が進むと税収が少なくなりNGO団体が活発になるので、だからこそあまり広報されていないのかもしれませんw
これは民主党の最大の成果だとも言われています。
それでも民主党革命は終わらない ── 改正NPO法と寄付税額控除の導入が日本を変える! (News Spiral)
インターネットの普及で気軽に寄付ができるようになり(クレジットカードで寄付ができちゃいます)、直接のお金のやりとりで社会が支えられるってのも面白いな。
コメント
補足ですが、この寄付は税制控除の対象にはなっていませんでした(確定申告をしてて気づいた)。
対象になる団体とならない団体があるようなのでご注意ください。