年度末のお仕事「JIS X 8341」対応

毎年恒例の年度末進行ですよ。
世間はFFXIIの完成度の高さに酔いしれているというのに。
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先日、顧客の要望でWebサイトを“JIS X 8341”に対応しました。
JIS X 8341とは : 電子行政用語集 : HITACHI
高齢者、障害者にやさしい(8341)Webサイトの標準規格。
完全対応はコストと時間がかかるので、とりあえず最低限の対応をした。
以下覚書。

  • チェックには富士通のWebInspectorが一番使いやすいかも。
  • 文字サイズ、行間の固定(pix指定)は論外。
  • はっきりとした色調にしろ。(デザインとの兼ね合いもあるけどね)
  • 「※1」の表記は「注1」にしろ。
  • imgのalt属性は必須。意味の無い画像(spacerや罫線)にはalt=””で対応。
  • 無理やりalt=”赤いまる”なんてするとかえって有害。
  • aタグのtarget=”_blank”は有害。target=”subwindow”などを指定。(これにはびっくり)
  • 実際にコーディングすることは少ないけど、こりゃ本格的に学びなおす必要があるなぁ。
    テーブルレイアウトでも規格への対応は可能だけど、XHTML+CSSで作成するとより柔軟に対応できる。
    Web標準の教科書―XHTMLとCSSでつくる“正しい”Webサイト
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    規格への未対応について営業が「ある種の団体からの因縁」を恐れてたけど、数年後にはありうるかも。
    「おたくのような上場企業とあろうものが、われわれ障害者を差別するのですか?」
    参考
    リハビリテーション法第508条とマイクロソフト
    リハビリテーション法 第508条の電子・情報技術アクセシビリティ基準(KeiYu HelpLab)
    (米国には法律まであります)

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