自宅ネットワークを構築したメモの第2回。
今回は「NAS(LAN接続型HDD「HS-DH320GL」)の導入」となります。
(前回「自宅ネットワーク構築-(1)無線LANの導入」)
NAS(Network Attached Storage)とは
LANに接続して使用するタイプのハードディスクドライブです。
見た目は通常のUSB接続HDDですが、NASはLANポートを有し、CPUも積んでいます(ハードディスクドライブというかサーバです)。
使い方
NASをLANにつなげるとPCからは「ネットワークドライブ」として認識され通常のハードディスクのように保存できます。
同じネットワーク上の複数のPCから利用できるという利点があります。またノートPC+無線LANで利用するとノートPCの機動性を失わずに大容量のハードディスクが利用できます。
小生はデジカメデータ、音楽データ、動画データ、ドキュメントファイルなど片っ端から保存しています。
製品比較
各社からいろいろな製品が出ていますが注目すべきは次の3点。
●RAID構成:ハードディスクが冗長化されるRAID構成の製品がおすすめ(しかし高い)。
●DLNA対応:デジタル家電の相互接続の規格です。
●消費電力・騒音:基本的に24時間稼動させるため。
いろいろと比較検討しました。
家庭用でRAID5、そしてこの価格。
これに決まり!と思いきやあちこちのレビューを見るとファンの音がうるさいようです。リビングに置くものなので、これは大きなマイナス。
さらに時間をかけて検討した結果、下記を購入しました。
2、3週間にわたりウェブ、店頭で検討を繰り返したにしては、古い機種で容量も320GBと面白くない結果に。
RAID構成についてはリアルタイムでの冗長性は不要と考え、今回は見送りました。バックアップは別の安価なUSB-HDDで定期的に行うようにします。
容量も控えめですが、ハードディスクの寿命が5年と考えると当座はこの容量で十分かと。
さて次に設定となりますが、長くなったので今回は購入編として次回に。
参考
無線でも使える!LAN接続ハードディスク基礎講座:デジタルARENA
(購入前の検討でとても参考になった特集)
WindowsとMacintoshでGiga LANDISKを活用しよう 【活用編】~I-O DATA BB~
(NASの魅力がよくわかる特集)
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