「惡の華」を読んだ。そしてその舞台は・・・。

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最近、アニメ化で少し話題になっていたマンガ「惡の華」を全巻読みました。
惡の華(1) (少年マガジンKC)
惡の華(1) (少年マガジンKC)

内容は思春期の中学生のグチャグチャな思考を描いたものです。
残念ながら思春期をとうに過ぎてしまった小生には共感できる部分が少なかったのですが、マンガの舞台として描かれている「地方都市」の風景にピンときて、そのまま巻末の作者コメントを読んで納得。
その地方都市は作者の出身地がモデルであり、そこは小生の奥さんの実家である「桐生」でした。

↓先週末に帰省したときの写真

マンガでは、山に囲まれた街で、なにか閉塞感にモヤモヤしイライラする中学生の主人公が描かれています。
描写のとおり桐生は周囲を山々に囲まれ、市街地をすぎるとすぐに山に入ります。
よそ者の小生が言うと怒られそうですが、作中の「あの山を越えれば何かある」という心理描写も、この土地ならではのものだと思われます。

また中学生編のクライマックスとなる祭りのシーンは、桐生における「八木節まつり」の象徴性を知っていると、その行動の意味がより深く理解できます。
「桐生八木節まつり」に行ってきた。(2008年08月18日)

マンガは高校生編に入りまた違った展開になっています(小生としてはこちらの方が共感できる部分が多い)。
万人にオススメするマンガではないと思いますが、興味のある方はどうぞ。

(参考)
そうだ、聖地に行こう。 舞台探訪(聖地巡礼)[惡の華]
アニメはロケをして現場を忠実に再現しているようです。奥さんの実家そばにある本屋などもチラホラ。
また原作の絵柄を完全に無視したそのキモイ絵が話題にw

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