WordPress再設定/Gutenbergと向き合う

Web制作

今回、二年半ぶりにブログを再開するにあたって、やったことをまとめます。

Akismetの停止とCaptichaの導入

ブログの再開にあたってと言うよりも、むしろ契機になったできごとです。 WordPressのSPAM投稿対策にはAkismetプラグインを使用するのが常道です。非常に強力な機能で、ほとんどのスパムコメントを検知して、スパムとして処理します。

ただ、利用は「Personal(個人)」のみが無料で、それ以外は商用サイト利用として有料となります・・・というか知りませんでした

Akismetを使ってはや数年、突如、「商用サイトは有償だよ(意訳)」のようなメールが届き(広告掲載しているブログも「商用サイト」扱い)、しばらくしたらAkismetが自動停止しました。その瞬間からあふれ出すSPAMコメントのラッシュ。慌ててコメント欄を一時閉鎖し、代替のプラグインを探し、Googleが提供するreCAPTCHAプラグインを導入しました。

投稿フォームに数字や文字や写真を表示、ユーザーが正しく操作してロボットと人間を判別するcaptchaですが、このv3(バージョン3)では、そんな操作の必要はありません。どういう仕組みかわかりませんが、投稿しようとしているのがロボットか人間かをGoogleが自動的に判別しているようです(おそらくGoogleアカウントやGoogleAnalyticsのCookieで挙動を追跡しているんだろうな)。

このreCAPTCHA プラグインも強力であり、今のところSPAMのコメント投稿はゼロ件です(正常投稿もありません!)

正確には投稿をスパムとして処理するのではなく、SPAM投稿をできなくします。

そんなこんなでWordPressの諸設定していたら、ブログ再開の気持ちが高まってきて2年半ぶりに更新した次第です。

Gutenbergと向き合う

しかし2年半の間に気づけばWordPressはバージョンアップし、デフォルトがGutenberg(グーテンベルグ)のブロックエディタに。

仕事でもWordPressの案件は複数ありますので存在は知っていましたが、安心安全安定運用第一として、クラシックエディタに切り替えていました。

しかし、そろそろグーテンベルグのブロックをなかったことにはできなくなってきました(顧客に説明できない)。そこで今回を契機にGutenbergと真正面から向き合うことにしました。

WordPressテーマをCocoonに変更

まず、これまで利用していたWordPressのSimplicityテーマはグーテンベルグのブロックエディターに対応していないようだったため、後継テーマであるCocoon(https://wp-cocoon.com/に切り替えました。

テーマ切替後のデザインは・・・もはや、こだわりなく、ほぼデフォルトままです。昔はデザイン調整を楽しんでいた時期もありましたが、気力なしです。

Cocoonはデフォルトで多機能です。機能追加のためのプラグインなども不要かと思います。また完全レスポンシブデザインなのも良いです。 そして、今回の目的であるグーテンベルクへの積極的な対応で様々な独自ブロックを利用できます。

すごいぞ!Cocoonブロック

Cocoon編集画面

こんな感じでCocoon独自のブロックが初めから組み込まれています。最近のブログで流行りの吹き出し形式やら、注意書きやら、アフィリエイト紹介やら。

こうやってブロックを積み重ねていく編集は、HTML直打ち世代には裏側が見えない気持ち悪さがありますが、この流れに身を任せるのが楽なんだろうな。そして、これが今後のウェブ更新の潮流なんだろうな。

しかしテーマを制作する側はプログラムの知識が要求され高度化していっているようなので、これまでのように外側のデザインだけでWordPressを仕事にしていくのでは通じなくなりそうだー。

おまけ


今回の作業の流れでレンタルサーバのPHPを最新版にアップデートしたら、10年前くらいに開発したウェブサービス「30日ブログ」がエラーになったので終了としました。当時はCakephpの修練を頑張ってました。

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