redMineで仕事のディレクション・進行管理

小生はWebディレクションのようなことを仕事としており、大小様々な案件を複数並列で動かしています。
ただ進行管理の手法については試行錯誤しており、なかなかうまく案件を取り扱えていません。
(やべ!アレ忘れてた/え?そんなこと聞きましたっけ?・・・など)
そんな中、BTS(Bug Tracking System)の存在を知りました。
バグ管理システム – Wikipedia
主に開発の現場で使われ、バグ報告から修正、確認、完了までをウェブベースで共有するシステムです。
今回そのシステムの一つredMineを、小生の仕事管理に活用することにしました。
redMine
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参考:Redmine.JP(Redmineのデモあり)
4月から利用し始めて1ヵ月。日々増えていく案件、タスクをガシガシ登録していくことにより、あれしなきゃ、これ覚えとかなきゃ、のストレスがかなり軽減されました。
やはり記憶は外部装置に任すべき。
以下、小生の活用方法を紹介します。
BTSは文字通りバグ管理システムなのでソースコードの差分やバグ追跡、複数人による共有機能などがありますが、小生は今のところ自分ひとりのタスク管理システムとして使用しています。

1.プロジェクトの作成

まずはプロジェクトを新しく作ります。
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完了まで1ヵ月以上かかり、複数のタスクが絡む案件を登録するようにしています。
#「資料を作成する」などの単体タスクはredMine管理でなく、自分のスケジュールに登録しています。

2.プロジェクトの設定

プロジェクトの作成後に初期設定をします。
プロジェクトメンバーを追加します。今のところ自分だけです。
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バージョンを追加をします。
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バージョンの設定は任意ですが、バージョンはシステム上でマイルストーンとして扱われるので、あらかじめ予想されるフローと期日を事前登録しておくと運用上、とても都合が良いです。

3.「問題」(ver0.7から「チケット」)の登録

バグ管理システムなので「問題」という言葉が当てられていますが、これはToDoタスクとして登録しています。
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やらなければならないことをガシガシ登録していきます。その際にバージョンと紐づけます。
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問題の区分けですが、小生の場合は見積、企画書作成、契約などもわけて登録し、システム開発・制作関係は外部に発注するので細かくわけません。
このタスクの分け方は自分の仕事に適したものを登録するのが良いです。
なおこの画面の「問題」の上で右クリックすると各項目をAjaxで編集できて操作性も抜群です。

4.タスクの一覧

色々な画面でタスクを一覧できます。
ロードマップ:バージョンごとのタスクの進行具合がわかります。
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カレンダー
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ガントチャート:バージョンがマイルストーンとして表示されます。
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5.運用

後は日々の運用になりますが、基本的にタスクを追加して、タスクを解決しての繰り返しです、
新たなタスクが発生したらすぐに入力します。
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問題が解決したらステータスを解決に変更します。
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以上が小生の活用法です。
単なる日々のToDo管理ではなく、一歩進んだタスク管理・進行管理を行いたい方にオススメします。
#このようなタスク・進行管理に特化したシステムがあると一般受けするんじゃないかな・・・。
参考
BTS というものを使ってみよう – にぽたん研究所(BTSをlivedoorが一般向けに開発たようです)
プログラマの思索: RedMineでチケット駆動開発!(管理工程の効率化のためのRedMine。他記事にもredMine関連あり)
連載:Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!|gihyo.jp … 技術評論社
連載:Redmineを運用するためのイロハを身につけよう|gihyo.jp … 技術評論社
(技術評論社の連載。一通り目を通しました)

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