2009年に読んだ本をまとめる。

2009年を振り返る第2弾として昨年に読んだ本を抜粋。
自分の興味関心の移り変わりがわかります。
2008年2007年
▼文学
・謎とき『カラマーゾフの兄弟』
謎とき『カラマーゾフの兄弟』 (新潮選書)

2008年1年をかけて読み終えた「カラマーゾフの兄弟」
未完作品ということもありその謎解き本の評判が高かったので2009年に読みました。
色々な解釈や、当時の背景知識を絡めた解説が面白い。
・一九八四年[新訳版]
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

村上春樹の「1Q84」が話題となった2009年。その元ネタであるジョージ・オーウェルの1984年を読みました。
やはり名作古典は古びないのか。1948年に書かれたものとは思えないほど、どこの北朝鮮だよって描写。
面白くて一気に読みました。後半の展開も通好みか。
村上春樹の方はまだ読んでません。
▼仕事関係
・Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK(R)でワンランク上のWebディレクションを目指す
Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK(R)でワンランク上のWebディレクションを目指す

ウェブディレクションの方法論について体系的にまとまった情報は無いものか。探して行き着いた本。
コンパクトに情報がまとまっていて、自分の知識、経験を体系づけて整理するのに役立ちました。
数年ほど実務経験のある人が読むと腑に落ちる記述がたくさん。
自己流のディレクションで悩んでいる人にオススメ。
・ソフトウェア見積り―人月の暗黙知を解き明かす
ソフトウェア見積り―人月の暗黙知を解き明かす

はっきりとした根拠なく何となくで見積をしていた自分が恥ずかしくなるほど、科学的に見積が研究された本。
正直、内容の20%ほどしか理解できず、自分の仕事には役立たない部分も多いが、随所の記述がとても参考になった。
・Webコミュニティでいちばん大切なこと。 CGMビジネス“成功請負人”たちの考え方
Webコミュニティでいちばん大切なこと。 CGMビジネス“成功請負人”たちの考え方

ウェブコミュニティの成功事例が載っていてとても参考になる・・・はずなのだが、どうしてか結論が薄く散漫な印象を受けた。共著スタイルの宿命か。
最近nanapi [ナナピ]を立ち上げた古川健介さんも著者の一人なので、著者のコミュニティ立ち上げの実力は折り紙付きです。
・iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!
iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)

iPhoneを積極的に活用していくために手に取った本。
57の活用法のうち、どれだけ実践できるかはアレですが、少しでも仕事を改善しようという心持ちに刺激を受けます。
・給与明細は謎だらけ
給与明細は謎だらけ (光文社新書)

いや、ほんとに。
▼趣味・その他
・現代アート、超入門!
現代アート、超入門! (集英社新書 484F)

近現代アートの流れになんとなく興味があって手に取った本。
フォーヴィズムから始まって、キュビズム、抽象画、便器、小便・・・など、「素人」にわかりやすく解説された良書!
・満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾
満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾 (新潮文庫)

台湾に旅行に行くので手に取った本。
ただの芸能人本では無く台湾への思いが感じられる内容なんだけど、文章が読み難くていまいちだった。
・あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール
あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール (アスカビジネス)

20歳を終え目先のことで漫然と過ごしてしまいそうな30代。
33歳にはなっていないけど色々な参考意見として読めました。
・PLUTO 8
PLUTO 8 (ビッグコミックス)

ついにあのプルートが完結。
アトムのあの名作が!と期待大だっただけに後半展開はいまいち。
胸躍るロボット同士の戦闘が読みたかったのかな・・・。
・もやしもん 8
もやしもん 8―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)

今回はビール編。もはや菌が見えるという設定は忘れ去られているけど、とても面白く読めました。

2009年は簿記の勉強に半年ほど費やしたため、いまいちな読書量でした。
試験の合間の6月~7月の30日間で集中して読んだ本が多数。
テーマ「積読の本を消化する」 by umakoya|30日ブログ
2010年は教養を深めるような幅広い読書を進めていきたいです。

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