ウェブディレクターが学ぶ著作権

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012.設計図の著作物性(2)-建築(メゾンA事件)

概要2015年(平成27年)5月25日:知財高裁判決設計図(建物)の著作物性についての判断マンション建て替えるY(被告・複数)最初に設計をした業者XXの設計書を受領後に、YがXではない業者に依頼新しい業者でマンションは新築工事「日神パレステ...
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011.設計図の著作物性(1)-機械「スモーキングスタンド事件」

概要1997年(平成9年)4月25日:東京地裁判決設計図の著作物性についての判断X(原告)が、メーカーD社から依頼を受けてスモーキングスタンドの設計図を作成Y(被告)がその設計図を用いたと思われる工業製品を製作・販売しているとし、著作権侵害...
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010.地図の著作物性「明治図事件」

概要2014年(平成26年)12月18日:東京地裁判決地図の著作物性についての判断概要が超ややこしいX原告、Y1,Y2被告、以下( )内は関係者…だけど、整理しきれない復元江戸図(Y2):書籍(平成6年)本件江戸下図(Y2):追加情報初版の...
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009.書体の著作物性「ゴナU事件」

概要2000年(平成12年)9月7日:最高裁判決書体の著作物性についての判断写真植字機・書体を制作販売するX(原告)が権利を持つ書体(ゴナU、ゴナM)について、Y(被告)が「新ゴシック体U」「新ゴシック体L」をフロッピーディスクに記録して販...
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008.写真の著作物性「スメルゲット事件」

概要2006年(平成18年)3月29日:知財高裁判決写真の著作物性についての判断インターネットで商品の広告販売を行うX(原告)が、商品紹介写真およびテキストを、Y(被告)が無断使用したとして著作権侵害の損害賠償請求地裁では、写真は正面から写...
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007.応用美術(2)「TRIPP TRAPP事件」

概要2015年(平成27年)4月14日:知財高裁判決工業製品の著作権-応用美術著作権と意匠権の整理幼児用イス「TRIPPTRAPP」を制作するノルウェー法人Xが、類似製品を作成したYを、著作権の侵害、不正競争防止法、一般不法行為として、製品...
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006.応用美術(1)「激安ファストファッション事件」

概要2014年(平成26年)8月28日:知財高裁判決工業製品の著作権―応用美術とはイベントの企画会社Xが開催したファッションショーを、許可無く放送したYに対して、映像に現れている以下が著作物であるとして、著作権(公衆送信権)、著作隣接権(放...
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005.編集著作物の創作性「NTTタウンページ事件」

概要2000年(平成12年)3月17日:東京地裁判決編集著作物・データベースの著作物の著作権とは?タウンページのデータベース(以下「DB」)は、X(原告)が作成した。職業分類を工夫している。Y(被告)は、タウンページDB改訂のたびに電話番号...
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004.二次的著作物の創作性「豆腐屋事件」

概要2006年(平成18年)11月29日:知財高裁判決絵画の模写は二次的著作物になるか?の判例浮世絵を模写(絵画X)したA(死亡)の相続人である原告Xが、豆腐のパッケージに絵画Xを利用したYに対して損害賠償請求Xは単なる模写ではなく創作性を...
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003.表現の選択の幅「ライブドア裁判傍聴記事件」

概要2008年(平成20年)7月17日:知財高裁判決著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであるという判例原告Xは、ライブドア事件裁判を傍聴した記録を、傍聴記としてインターネット公開していた。原告サイト堀江貴文ライブドア事件裁判傍聴...
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